NTTドコモ:国内DDOS事例2025
2025年2月26日
2025年1月2日未明、NTTドコモは外部からのDDoS(分散型サービス拒否)攻撃を受け、複数のオンラインサービスに影響が発生しました。gooサービスやOCN WEBメール、dメニューニュースなどがアクセス困難となり、ネットワークの輻輳(ふくそう)が確認されました。同日中に復旧作業が行われたものの、一部では影響が続いています。NTTドコモは、再発防止策の強化を進め、利用者の信頼回復を目指すと発表しました。
- 事象
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事象
2025年1月2日午前5時27分頃、NTTドコモは外部からのDDoS(分散型サービス拒否)攻撃を受け、以下のサービスに影響が生じました。
影響を受けた主なサービス:
- gooサービス: トップページへのアクセスが困難となり、全サービスが利用しづらい状況に。
- OCNトップページ: アクセスしづらく、OCN WEBメールの利用にも支障が発生。
- dメニューニュース: 閲覧が困難に。
- leminoの検索機能: 正常に機能せず。
- d払いショッピングの検索機能: 利用しづらい状態に。
- GOLF me: サービスの利用が困難に。
NTTドコモは、DDoS攻撃によるネットワーク輻輳が原因と特定し、対応を実施中と発表しました。
同日中に復旧作業が開始され、概ね不具合は解消されたものの、サイト上の情報更新などで遅れが発生している状況です。
なお、同日午前10時50分から午前11時08分にかけて、d払いの決済サービスが利用しづらい状況が発生しましたが、これはドコモ設備へのDDoS攻撃の影響ではないとされています。
NTTドコモは、再発防止に向けた対策を急ぎ、利用者の信頼回復を目指すとしています。
出典:https://www.docomo.ne.jp/info/notice/page/250102_03_m.html